年中夢求

とある夢女の備忘録

好きなソシャゲが死んだ

タイトルの通り好きなソシャゲが死んだ。

 

特定の何かを批判してるわけでもなく、ただやるせなさがあるなあというオタクの独り言です。

一応ぼかしてるけどまあ読む人はいないと思うので。

 

元々アプリ発ではなかったのが幸いだけど、辛いものは辛い。幸せから一本引くと辛いになるんだな。

 

実は昨年末から遊んでいたソシャゲが軒並みサ終していくという呪いが続いていたのだけれど、本命アプリまで死ぬとは思わなかった。

 

いや、死ぬとは思わなかったというのは嘘。死の香りは確かにしていた。

ガチャは毎回顔ぶれが似たようなメンツで、イベントもそう。復刻イベントしだした辺りであ、もしかして?とは思った。ストーリーも誤字脱字多いしめちゃくちゃ問い合わせをしまくった。でもあと一年くらいは続くかなー、なんて。イベントもやるし、そこでまた火がつくんじゃないかなー、なんて。

 

ところでわたしはそんなにグッズを大量に欲しいタイプのオタクではない。コンテンツにお金を落としたいのでグッズは買うしブラインド商品ももちろん買って推しは出ないか推しは出ないかと銀袋をバリバリ開けている。

でも基本グッズは一個あればいいし同じ絵柄のものは本当はなくてもいいかなあ、と思っている。

そういう意味ではソシャゲの課金は物質的な量が増えずにコンテンツにお金を落としている感覚に慣れたので大変良かった。

(そもそも、わたしはストレスが溜まると衝動買いをするたちなので、ストレスがかかるたびに缶バッジやらを増やすより課金ができたほうが気楽だった)

 

正直、そんなに売れているコンテンツではないのだとは思う。

運営は不思議な対応をするし、原作者も一部のファンからは大変嫌われている。コンテンツ自体は割と最近の女性向けにしては生きながらえている方だとは思うけど、新規のファンはそんなに入ってこないし、初期から変わらぬあやふやな運営や燃えやすい原作者などによってふるいにかけられたファンが残っている状況じゃないかと思う。

わたしも正直原作者の創作センスは大好きだけど人間自身は得意ではないため「まあ作品と作者は違うからね」をいつも呪文のように唱えている。

 

実はアニメもやっていた。不思議な終わり方をした1期、追加キャラを加え、トンチキになりながらも1期の伏線(?)を回収して綺麗にまとめた2期。

わたしはそのコンテンツのちょっとトンチキなところが大好きなので楽しく見てたし多少それで新規のファンも獲得できたのではないかと思う。アニメの中でキャラクターがモーションキャプチャーって言うのかな、あれで動いてライブしてるのを見てとうとうここまで来たんだな、と思った。

 

でも同時にどうしても他のコンテンツと比べてしまって、何故うちにはこれがないんだろう、これができないんだろう。を考えちゃうこともあった。(わたしはコンテンツ始動時からずっと言ってるんですけどMVが欲しいんですよね。)

サ終のお知らせが確か1月だか2月だかに発表されて、その時にわたしから見たらとても売れてて、ファンがたくさんいて、オタクじゃない人でも「あ、聞いたことあるかも!」となるようなコンテンツのファンたちが、わたしの好きなコンテンツのサ終のお知らせを見て、「うちは大丈夫かな?」と言ってたのがすごく胸に残っている。大丈夫だよ、君のところはセルラン毎回上位だから。

 

大まかな区分で言えば、似たような題材なのに何が違ったのかなあ。歌もキャラクターも素敵なんだけどな。前はうちももっと活気があった気がするんだけど、どこで差がついたのかなあ。わたしたちファンはもっと何かできたのかなあ。

 

まあ、アプリ発じゃないし。ソシャゲ死んでもコンテンツは生きてるし。ライブも一応延期だし。またグッズ出るし。(ブラインド商品)

 

でも、もうアプリを立ち上げて推しにおはよ、と言ってもらうことも夜中に眠れないのか?と心配されることもないんだなと思うとやはり切ない。

 

これから先もファンであり続けるし、きっとまた進化したものを見せてくれるんだろうな。

でもなんでだろうか、少しだけやるせなさがあるんだな。

 

でもありがとう、たくさん遊ばせてもらいました。推しのこともっと好きになれました。お疲れ様でした。

いつもアプリを開くとお疲れ様と言ってくれた推しも、お疲れ様。

また違う形で必ず会おうね。